ニコニコ動画やニコニコ生放送内で使用できる「ニコニコポイント」は全てのユーザーが2015年10月1日でリセットされ、もちろん私も期限内に有料動画視聴などへ適当に使いきり、10月1日にリセットされて0ポイントになりました。
インストールした経緯
ニコニコポイントを無料で獲得する方法として、ニコニコが提携している企業のサービスに登録したり、スマホアプリのインストールをすることで得る方法があることを知り、簡単なものだけやってみることにしました。
一番手っ取り早いのは、スマホアプリをインストールして初回起動するもの。ポイント報酬を確認後、アンインストールしていきます。無料登録系は情報の入力が煩わしいのだけではなく宣伝メールが来たり、有料サービスに変更になったり、個人情報の横流しなどがありそうなので手を付けません。
インストールしてチュートリアルをクリアすれば176ポイントがもらえるスマホアプリのゲーム『Diss World』の感想等を書いていきます。
画面システム、構成、レイアウト等について
最近のソーシャルゲームのテンプレートに当てはめて制作されたRPGですね。パズル要素やアクション要素は無いなので、テクニックや思考は不要。攻撃ボタンをひたすらタップしていけばバシッバシッドカーンと戦闘が進んでいきます。
クエストにはサポートキャラクターが必ず付きます。キャラクターや武器は強化できる、レベルや武器レベルは一定レベルでカンストし、覚醒素材を使うことでさらに強化可能になるのもソーシャルゲーム要素ですね。
ルーム機能では各種ステータスを底上げしたり、強敵を皆で倒すシステムなど、一通りのテンプレは揃っています。最高レアリティの☆5はガチャからは登場せず、☆4のキャラクターをLv60にすることで自動的に☆5が付与され絵柄が変わります。
無課金と課金の違い
やはり課金正義です。準備が必要ですが、経験値アップアイテムを使って経験値クエストに行けば、1時間以内にキャラクターのレベルを無覚醒カンスト(Lv60)まで持っていけます。覚醒すれば75、90、100まで3段階でレベル上限が引き上げられますが、無課金だと覚醒素材を揃えるのがとても大変なので辿り着く前にまず飽きるでしょう。
☆4のキャラクターを覚醒させるには1回につき、超低ドロップ確率のレアアイテム「デモンズソウル☆3」が25個あるいは、ガチャで所持済み☆4ディズが重複した際の「デモンズソウル☆4」が1個必要です。
課金勢はすぐにLv上限を100まで引き上げられますが、無課金だと「デモンズソウル☆3」ドロップ対象のクエストにて2時間で1個ドロップしたとしても50時間必要な計算になります。
ディスワールドの良かった点
スタミナ制限が無いので好きな時に好きなだけプレイできます。これは珍しいですね。
キャラクター画像や音声には力を入れているようです。全キャラクターに声が付いていて、有名声優も何人かいるようですが私は詳しく無いのでわかりません。
他プレイヤーと繋がればその人のリーダーカードをサポートとして選べるようになるのはソーシャルゲームの定番要素ですが、このゲームは相互フォローになっていなくても良いです。
従って、ゲーム内ランキングまたはネットのフレンド募集掲示板等で見つけた強い人をたくさんフォローすれば、キャラ育成・武器強化・リーダー構成・スキル上げ・回復キャラ要素など一切考えなくても思考停止してAll Attackをひたすらタップしていれば現状の本編最後(2章および2章ハード)と、たいていのイベントクエストを容易にクリアできます。
ディスワールドの悪かった店
(※個人の感想です)
課金要素が多め
☆4がかなり絞られています。また、最上位クエストは育て上げた強キャラ+強装備必須、限定イベントは特攻持ちのキャラクターがほぼ必須です。特攻キャラ無しでクリアするには覚醒要素を最大限使用してキャラクターも武器もカンストさせてかつ運要素が無いときついでしょう。(つまり課金勢向け)
随所でダウンロードと劇が発生
チュートリアル成功報酬のニコニコポイント176ポイントに釣られてインストールしたものの、チュートリアルが予想以上に長かったです。フルボイスとのことなので、シナリオをクリアするたびにデータのダウンロードが走り、そのたびに毎回待たされます。しかもダウンロード容量が結構多いので高速回線やWi-Fi必須です。
ダウンロードが完了するとフルボイスの劇が始まります。スキップボタンはありますが、非常に多く細切れになっていて相当な回数押さないといけないのでスキップの役割をほとんど果たしていません。これも相まって、10分程度で終わると想定していたポイント付与条件の1章クリアも相当な時間がかかりました。イベントでの劇は始まりさえすればExitボタンで終わらせることができます。
画面遷移をするたびにサーバーとの通信が発生
同じ画面を選択しても読み込みが発生します。クエスト出発時や何らかの設定変更を反映した時だけ通信すれば良いのでは、と思います。端末の通信環境が不安定だとデッキ確認しようと思っただけでずっと通信中のまま実質フリーズ状態→アプリを落として立ち上げ直さなくてはならないことも。
☆4武器が良いとは限らない
☆4武器を強化するのは課金しないと非常に難しいので、付属効果付きの☆3や☆2武器を覚醒した方がお手軽な場合が多いです。Wikiを見た方が良いかもしれません。
戦闘が単調を極めている
パズルやアクション要素の無いRPGなので、戦闘が始まったら「All Attack」ボタンをひたすらタップ。簡単な反面、飽きが早いです。高難易度のクエストでは回復能力のキャラクター必須ですが、育成前に飽きるでしょう。
キャラクター画像は露出が多めで、キャラ設定は狙ったものが多め
いかにもな層を狙ったキャラクターばかりで、キャラクター設定や劇も全て中2なので一分の層以外はきついものがあります。BGMとSEを設定でオフにし、キャラクターは強キャラのみ育成、劇は全てスキップ連打しているので気にしてないですが。